Zenken株式会社

業種: その他 | 対象: : 一般社員 | 従業員数: 101〜500名

Zenken株式会社

「共通言語」を育む学習の仕組みとは。学び合いが広がる組織に変化した理由

Zenken株式会社

  • 業種:マーケティング、海外人材業
  • 従業員数:466名
  • 学習対象者:ヒューマンキャピタル事業本部
  • 学習目的:人事の知見を持ってもらうため

HR University導入以前、どのような課題がありましたか

当事業本部ではもともと新卒には「毎日読書」を課すなど学びの習慣づくりには力を入れていましたが、社員一人ひとりの学びが組織に還元されにくく、学習意欲や内容にバラつきがあることが課題でした。
過去に他サービスを導入したこともありましたが、受講率が伸びず、テクニカルスキルやポータブルスキルを体系的に学べる仕組みが不足していました。組織全体で共通言語を持ち、学び合える風土を醸成したいと考えていました。

HR Universityを選ばれた理由をお聞かせください

HR Universityは人事領域の講座が充実しており、人事の考え方や実務の背景を理解できる点に強く魅力を感じました。
また、新しいプロダクトならではの柔軟性や進化への期待も導入の大きな決め手となりました。他サービスと比較した際、「学びを共通言語にできる」「人事に寄り添った内容である」ことが特に優れていると感じました。

HR Universityの導入後について、お聞かせください
受講された方々の反応はいかがでしたか

導入時に大きなハードルはなく、スムーズに定着しました。実際に利用してみると、「プロフェッショナルマインド」を受講した社員が「この講座を見た人でランチしながら語ろう!」と声をかけ合ったり、「ファシリテーションの基礎を受けたうえで1on1をやってみよう!」とマネージャーがメンバーに提案したりと、学びを起点にした具体的なアクションが生まれました。講座が単なるインプットで終わらず、日常業務やコミュニケーションに直結しているのが大きな特徴です。

さらに、「プレゼンテーションスキル」といった講座をきっかけに社員同士が会話を交わしたり、ランチ会や読書会が自然発生したりと、学びでつながる空気が広がりました。特に学習意欲の高いメンバーから連鎖的に広がり、学びが社内の共通文化になるスピードが加速しました。

HR Universityに満足されているポイントを教えてください

大きな価値は「きっかけ」と「共通言語」を提供してくれることです。講座をきっかけに上司と部下の対話が生まれたり、視聴ランキングを見える化することで受講を促進できたりと、組織的な学び合いを支援してくれています。

また、委員会活動を通じて学習が活性化し、学び影響力の高い社員が「この講座は良かった」と発信することで全社的に広がっていくのも効果的でした。
意識の高いメンバーから「もっと深い学びが欲しい」という声もありますが、これは裏を返せば学びに対する貪欲さが社内に根付いている証拠でもあると感じています。

HR Universityの今後の活用についてお聞かせください

今後はさらに「学びを楽しむ文化」を広げていきたいと考えています。当事業本部には「学びでつながる」というバリューがあり、「学ぼう!」ではなく、今の時代、一人ひとりが自律的学習者であることは当たり前。そのうえで、学びを独りで貯め込まずにシェアし、実践し、全員で進化を加速させ、学びで絆をつくる世界を目指しています。

実際に「推し活」のような感覚で、「同じ講座を受けた仲間だから一気に仲良くなる」「学びが共通の話題になり、仕事もコミュニケーションも前向きに進む」といった関係性が築かれています。
最終的には、学びが仕事のパフォーマンスだけでなく人生の豊かさにもつながるような、「ワークエンゲージメント最高の社会づくり」に貢献できることを期待しています。

ーお忙しい中、ご協力ありがとうございました。
 今後もHR Universityをご活用いただけるようサポートしてまいります。

※掲載内容は取材時点のものです

: HR University カスタマーサクセスチーム