- 業種:ソフトウェア
- 従業員数:40名
- 学習対象者:正社員
- 学習目的:社員全体の基礎スキルの底上げ&人事知識の習得
HR University導入以前、どのような課題がありましたか
当社では、社員全体としてのスキルレベルは比較的高く、各自が自律的に業務に取り組んでいる状況にありました。しかしその一方で、全体の水準が高いがゆえに、一部のジュニアメンバーがそのレベルに追いつけていないという課題も見受けられました。
特に、コミュニケーションやロジカルシンキングといった基本的なビジネススキルにおいて、個人差がパフォーマンスに影響を与えていると感じていました。チームでの成果を最大化するには、こうしたスキルギャップを埋め、全員が一定以上の水準で活躍できる状態をつくる必要があると考えていました。
HR Universityを選ばれた理由をお聞かせください
社員に求められる知識を体系的に学べる点に非常に魅力を感じました。
弊社は、社内コミュニケーションの活性化やコラボレーションの促進を支援する、Web社内報や社内向けツールを提供するSaaS事業を展開しています。よって、お客様に価値あるサービスをお届けするためには、すべてのメンバーが基本的なビジネススキルに加え、人事領域への理解も持つことが重要だと考えています。
HR Universityは必要なスキルが整理されており、人事領域の知識から、ビジネス基礎、マネジメント領域に至るまで幅広い内容が網羅されており、目的に応じた柔軟な活用ができる点も評価しています。
取締役COO 髙橋 新平 氏
HR Universityの導入後について、お聞かせください
受講された方々の反応はいかがでしたか
受講者からは、「これまで体系的な研修を受けたことがなかったので、eラーニングの機会はとても良い」といった好意的な声がありました。また、「eラーニングは視聴して終わってしまいそうだったが、その後にディスカッションの場があったことで、アウトプットを意識して取り組むことができた」という反応もありました。
知識を得るだけでなく、それを社内で共有・実践する機会を設けたことで、学びの質が高まり、研修への主体的な取り組みにもつながっていると感じています。
HR Universityの具体的な活用方法についてお聞かせください
「人事戦略の策定」や「MVV構築・浸透」に関する講座を、社内の対面研修に組み合わせて活用しました。具体的には受講後、「当社サービスでの営業提案やクライアント企業のコンサルティング支援に、学んだ知識をどのように適用できるか?」という視点でディスカッションを実施しました。
その結果、人事戦略の全体像を理解できただけでなく、クライアント企業がMVVを社内に浸透させる際に、当社サービスを活用できる新たな提案の切り口が生まれました。
従来の提案に加え、より多様なニーズに応じたアプローチが可能となり、営業活動やコンサルティングの質を高める上で非常に有益だと感じています。
学びをどのように広げていくかなど、今後の活用についてお聞かせください
当社では週次で対面による研修を実施しています。HR Universityで学んだ内容をこの対面研修に組み込む形で、インプットとアウトプットを効果的に連動させる運用を今後も続けていきたいと考えています。
そして、こうした取り組みを通じて、年次や役職を問わず、社員一人ひとりが自律的に学び、基礎スキルの活用を徹底する風土を育てることを目指しています。特に、スキルのばらつきを減らし、一定以上のスキルレベルを全員が確保できる状態をつくることが、今後の組織全体の生産性やチーム力の向上にもつながると期待しています。
ーお忙しい中、ご協力ありがとうございました。
今後もHR Universityをご活用いただけるようサポートしてまいります。
※掲載内容は取材時点のものです