- 業種:専門サービス業
- 従業員数:83名
- 学習対象者:若手層
- 学習目的:ビジネスの考え方、マナー、基本的な知識習得
HR University導入以前、どのような課題がありましたか
業務に必要な知識は日々の中で伝えているつもりでしたが、振り返ってみると「誰に、何を、どう教えるか」が組織として明確になっておらず、育成が属人化していました。
管理職層についても、経験頼みになってしまっている部分があり、これからの組織づくりに向けて、育成の基盤を見直す必要性を感じ始めていました。
HR Universityを選ばれた理由をお聞かせください
人材育成の必要性を感じながらも、日々の業務に追われ、研修にまで手が回っていなかったという中、人事責任者との対話をきっかけに、研修導入の検討がスタートしました。
「今の自社のリソースでも無理なく始められる」「現場に負担がかかりにくい仕組みであること」などをポイントに、短期間での導入が実現したと考えています。
意思決定から運用開始までがスムーズに進み、定期的に現場からのフィードバックも得ながら運用を継続しています。
弊社は、税理士事務所業を展開しています。顧客企業の経営層の方と直接やり取りを行う必要があるため、お客様に価値あるサービスをお届けするためには、若手職員の層であっても基本的なビジネススキルやマインドを養うことが不可欠だと考えています。
HR Universityは必要なスキルが整理されており、ビジネス基礎スキルに加えて、業務遂行するにあたって必要なスキル、コンプライアンス・人事労務領域の知識まで幅広い内容が網羅されており、目的に応じた柔軟な活用ができる点も評価しています。
導入を検討する際に、時間やコストなどの課題はありましたか
導入にあたっては、自社の業務状況や育成上の課題を丁寧にヒアリングいただきながら進められたので、「準備が大変」「コストがかかりすぎる」といった不安は特に感じませんでした。
限られた人員や時間の中でも無理なくスタートできた点は、中小企業の当社にとって大きな安心材料でした。
HR Universityの導入後について、お聞かせください
受講された方々の反応はいかがでしたか
業務と並行して無理なく進められる点が好評で、特に若手社員からは「基本的な業務スキルやビジネスマナーを整理して学べるのがありがたい」といった声が寄せられています。
実務だけではカバーしきれない土台づくりに役立っており、現場での自信や行動にも変化が見られています。
研修実施者様の所感をお聞かせください
研修自体の内容は実務に活かしやすいものではあるものの、社員一人ひとりが「なぜこの研修を受けるのか」を自分ごととして捉えきれていない場面もありました。
この点は他の育成施策にも通じる共通の課題であり、受講前後のフォロー体制や社内での浸透方法を見直すことで、より効果的な運用につなげていきたいと考えています。
学びをどのように広げていくかなど、今後の活用についてお聞かせください
今後、より現場での実践につなげていくために、以下のような取り組みも視野に入れています。
・マネジメント層に向けた研修内容の見直し、強化
・研修動画の効果的な活用方法の工夫
・傾聴スキルに特化した少人数型の研修の導入検討
(特に部下との対話力向上を意識)
まだ構想段階ではありますが、社内の育成方針や現場の声をもとに、取り組みの方向性を検討しています。実際の現場の声や運用状況を踏まえながら、必要性や効果を見極めた上で、段階的に取り入れていきたいと考えています。
ーお忙しい中、ご協力ありがとうございました。
今後もHR Universityをご活用いただけるようサポートしてまいります。
※掲載内容は取材時点のものです